■ 商業登記とは

 商業登記とは、会社の重要な情報(法律で定められた一定事項)を誰でも閲覧することが出来るように、国の管理する帳簿に記載しておくことです。現在、この帳簿は、法務局のコンピュータで管理されています。      商業登記の役割は、取引の安全を図ることにあるので、会社を作ったらまず登記をしなければなりません。そしてその後、変更事由が生じた時、追加事由が生じた時、会社をたたむと決めた時などは、その旨の登記を行います。常に帳簿には、会社の現状の姿を映しておくことになるのです。

 

 ※手続費用については、こちらをご覧ください。

 

 

■商業登記の種類

 登記の必要がでてくるのは、主に次の通りです。

 それぞれに登記する内容・種類が異なります。

 

   新たに会社を作るとき

   取締役などの会社役員を変更したいとき

   本店・社名・目的など変更したいとき

   有限会社を株式会社に移行したいとき

   資本金を増やしたいとき

   会社をやめることに決めたとき

 

 

 商業登記は、いつまでにしなければいけない、という期間が法律で定められていますので、放置しておくと登記懈怠という過料(=罰金)が裁判所から課せられることになります。

 変更事由が生じた時などは、早めに登記するよう、注意が必要です。